湿度計センサーを高齢福祉施設に設置するメリット

日本は島国ゆえに、夏になると湿度が約80パーセントを記録する日々が続きます。人間が快適に暮らせるのは約40パーセント程度となっているので、エアコン等を運転して快適な湿度を室内で作らないといけません。若い方であれば感覚が鋭いので、自身で判断をしてエアコンを運転することが可能です。ところが高齢者は感覚が鈍くなるので、自分で適切な判断がおこなえません。

全国にはたくさんの高齢福祉施設がありますが、ここで高齢者に住み心地のいい空間を与えるには、湿度計センサーを導入するのがいいでしょう。湿度計センサーとは一種のサーマルカメラであり、赤外線を使用して空間内の湿度を測定するセンサーです。昨今では温度計と一緒に備わっている機能で、別途購入する必要もありません。高齢施設の場合、限られたスタッフしか働いておらず、湿度にまで気を付けるのが困難でしょう。

夏場は熱中症の原因にもなる多湿を解消するには、湿度計センサーを導入して音や光で客観的に知らせてくれるのが効率的といえます。施設用の機器であればエアコンと連動させられるものも販売しています。これを駆使すれば、自動で空調を動かして常に過ごしやすい空間作りを可能です。厚生労働省では、約50名以上の高齢者が利用する施設に湿度計センサーを導入する費用を補助金という形で支給をしています。

これから新たに導入を考えてる方がいれば、補助金申請をおこなうことで費用を軽減することができます。

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